【第8日目】日本対アルゼンチン 詳細

2010/08/22 | <<一覧に戻る

ブラインドサッカー世界選手権8日目、四試合目の日本対アルゼンチンが21日25時(日本時間)に行われました。

【結果】日本 0-1 アルゼンチン

GLを終え昨日、他国は主催者が用意した観光旅行へ出かける中、日本は残って練習を行った。これまで無得点という結果を受け、繰り返しシュート練習を行いゴールのイメージを取り戻した。

今大会最後の試合、スタートは「より攻撃的に」とメッセージを込めた加藤、黒田、佐々木、山口、佐藤の五人。前半序盤からスピード感あふれる展開に。アルゼンチンの素早いドリブルにも二本DFはしっかりとくらいつく。前半3分には、相手ゴールスローからペナルティエリア内でアルゼンチンの選手が渡り振り向きざまにシュート。これをGK佐藤が見事なセービングを見せる。この試合、日本のDF陣は終始声を出し続け、安定した内容で頼もしさがあった。

その気迫が伝わったか、前半15分には左サイド佐々木のパスから黒田が飛び込み、惜しいシーンを作り出す。17分には相手FKからのパスを、加藤がなんと胸トラップで防ぐ。

前半の終盤になると、徐々にアルゼンチンペースに。22分には相手FWがドリブルでスルスルと抜け、GKと一対一になりシュートを放つも、ボールはポストに当たり九死に一生を得る。さらに、前半終了間際、日本は4つ目のファールでアルゼンチンに第二PKを与えてしまう。しかし、右隅に放たれたシュートをGK佐藤がスーパーセーブ!若き守護神がまたも日本ゴールを救う。

後半には寺西を投入し、若い力で勢いをつけたいところ。すると、後半3分、4分に黒田のシュートが立て続けにアルゼンチンゴールを襲うも、いずれも日本の先制点にはならず。さらに、黒田がゴール前でダイレクトボレーを狙うが、ボールにはミートせずに歴史的なゴールは生まれなかった。その後は、アルゼンチンの攻勢が続き、田中のパスカット、佐藤のファインセーブが輝く。

しかし、後半18分ついに均衡が破れる。日本ゴール前、混戦の中からアルゼンチンのOscar Asiarが押し込み、0-1。これで日本は得点が必要な状況になる。攻めたい日本だが、アルゼンチンも必死のディフェンスを見せる。試合終了間際には黒田が右サイドを突破し、ゴールに迫るも、相手のファウルまがいのタックルで止められ、試合終了となった。日本は最後まで集中してプレーしたが、最後まで得点をあげることは出来なかった。この悔しさを糧にして、次への一歩へ繋げてほしい!!

4試合目終了しての結果詳細

準決勝の結果により、3位決定戦は中国対イングランド、決勝戦はスペイン対ブラジルです。

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