アジア選手権の位置づけ
正式名称 | The 4th B1 Futsal Asian Championships |
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日本名 | 第4回IBSAブラインドサッカーアジア選手権 |
略称 | ブラインドサッカーアジア選手権2011 |
本大会は、2012年に開催されるパラリンピックロンドン大会の最終予選を兼ねた大会です。
2つの4年に一度のグローバル大会
①パラリンピック
ブラインドサッカーは、オリンピックと合わせて開催される障害者スポーツの祭典であるパラリンピックの正式種目です。4年に一度開催される本大会への出場は、日本の宿願ですが、いまだ果たせておりません。
なお、ブラインドサッカーは2004年アテネ大会よりパラリンピックの正式種目となっています。
[大会周期] 2004年、2008年、2012年、2016年・・・
②世界選手権大会
世界選手権は1998年にブラジルで初めて開催された、パラリンピックと並ぶ国際大会です。98年、00年、02年までは2年ごとに開催されましたが、2004年のパラリンピックアテネ大会から同種目が正式種目になると、以後は4年周期の大会となっています。
日本は2006年の第4回大会(アルゼンチン)に初出場を遂げ7位、2010年イングランド大会8位に入賞しています。
[大会周期] 2002年、2006年、2010年、2014年・・・
(ただし、98年から2002年までは隔年開催)
*なお、過去の発表等で、同大会を「ワールドカップ」と称していた経緯がありますが、現在では「世界選手権」と表記しております。
2012年パラリンピックロンドン大会の最終予選
アジアNo.1を決める
本大会は、第一にアジア王者を決める大会です。中国、イラン、韓国などのアジア列強と常にしのぎを削る日本は、05年の第1回大会で優勝、07年第2回で4位、09年で準優勝を果たしています。
[大会実績]
2005年 ベトナム大会:優勝(出場国:日本、ベトナム、韓国)
2007年 韓国大会:4位(出場国:日本、中国、韓国、イラン)
2009年 日本大会:準優勝(出場国:日本、中国、韓国、イラン、マレーシア)
最後の「1」枠をかけた戦い
パラリンピックにはアジアから2カ国のみが出場可能です。既に他の大会で中国が出場を決めており、日本が出場するには、優勝、ないし、中国が優勝し準優勝が条件となります。
[パラリンピックロンドン大会出場国]
世界選手権優勝国:ブラジル
主催国:イングランド
ヨーロッパ枠:フランス、スペイン(ヨーロッパ選手権優勝、準優勝国)
中米枠:2枠(未確定)
アジア枠:中国(広州アジアパラゲームス優勝国)、残り1枠