【第6日目】日本対韓国 詳細
2010/08/20 | <<一覧に戻る
ブラインドサッカー世界選手権6日目、一試合目の日本対韓国が19日21時(日本時間)に行われた。
【結果】 日本 0 - 0 韓国
前半マッチレビュー:
曇り空の下、日本のキックオフで試合開始。日本は立ち上がりから攻めの姿勢を見せ、加藤選手がファーストシュートを放ち、落合選手がオーバーラップから韓国ゴールを積極的に狙う等して、前半序盤から日本のペースで試合が運ばれる。
日本はドリブルを多用した攻撃と、中央から外、外から中央への連携によってゲームを組み立てる。韓国もサイドチェンジから日本ゴールを狙うもゴールネットにボールは届かず、両チームともGKの堅守にゴールを割ることが出来ない。
前半も終盤に差し掛かった頃、日本にチャンスが訪れる。加藤選手から黒田選手にボールを繋ぎ、最後は黒田選手がシュートを狙う。しかし、韓国GKの安定した守りにゴールを奪うことは出来ず、試合は一進一退の攻防が続いた。シュート数では日本が韓国の約3倍を放ち、前半を日本のペースで進めるも0対0のまま前半は終了した。
後半マッチレビュー:
後半立ち上がり早々、日本はシュートを立て続けに2本放つが決められず、一方の韓国もCKを2本獲得するが得点に結びつけることは出来ない。韓国は後半に入っても堅守速攻の姿勢を崩さず、前半序盤には自陣からのカウンター攻撃で日本ゴール前まで何度か攻め上がる。しかし、日本GK阿部が前半から引き続き安定した守備を見せ、韓国は日本のゴールを割ることは出来ない。
日本の攻撃は徐々に勢いを増し、韓国陣内を日本の鋭いドリブルが切りこむ。日本のドリブルは韓国のファウルを誘い、日本はFKを立て続けに2本獲得するもこれを得点
に結びつけることは出来ない。その後も日本はドリブル突破を果敢にしかけ、これを韓国はファウルでとめる。後半11分が経過して韓国は既にファウルを3つ犯してしまう。
日本はFKからのチャンスを生かすことが出来ず、また、黒田選手が4人を抜き去ってシュートに行くもゴールを奪うことが出来ない。韓国は後半中盤になってCKを得るなどしてゴール中央まで突進するも、GK阿部の堅守を割れず試合は依然として一進一退の攻防が続く。
残り時間4分を切ったところで日本はタイムアウトを取る。タイムアウト後には両チームとも激しさを増した姿勢に出るが、試合の均衡状態が破れることは無く、0対0のまま試合は終了した。日本はこの結果によって2分2敗の勝ち点2でグループAで4位、一方の韓国は1分3敗の勝ち点1で5位となった。日本は7位(8位)決定戦に進み韓国は9位(10位)決定戦に進んだ。
大会第6日目一試合目を終えての結果詳細