日本代表スタッフコラム「風をつかもう」第6便
2011/12/22 | <<一覧に戻る
Japan - China 0 - 2 (Photo by Shigeki Masuda)
12月22日(木)、昨日ホテルに帰ってきてから降りだした雪は一晩中降り続き、目が覚めると松島は一面真っ白。雨になるかと心配されましたが、くもりとなり、会場に着くと快晴になりました。
本日は12時から試合のため、いつもの時間より遅めの朝食を摂りました。準備をして、9時にホテルを出発。本日対戦の中国チームや、カルロス・カンポス氏などオフィシャルの面々も一緒のバスに乗り合い、元気フィールドに向かいました。
元気フィールドは駆け回りたいぐらい、真っ白なグランド。会場ではたくさんのボランティアの皆さんが、駆け回ってくださっていました。雪への対応、ありがとうございました。
雪のため、室内練習場でアップ。狭い室内で勝手が違う中、ストレッチやジョグ等をしながら、気持ちを高めていきます。その室内練習場がちょうど受付の裏にあり、一緒のクラブのメンバーや地元仙台の方などがぞくぞくと来場する様子がみえました。いよいよ始まるのだと、私の方が緊張してきてしまう気分です。
開会式が始まる頃、10月の合宿の際、スポ育を行った小学校の皆さんが応援に駆けつけてくれました。そして、いつも応援を盛り上げてくれるインフィニティの皆さんの先導の下、大きなコールで迎えてくれ、ホームの気分が盛り上がってきます。
試合の様子は…いろいろな方が書いてくださっているので、そちらをご参照いただき…(水分などなどで走り回っていたり、あまりに緊張しすぎて入り込みすぎているので、あまり覚えていません…すいません。なので、1点目の失点は下を向いている間、2点目も横を向いて、目の端に見かけただけだったので…)
闇翼ブログ 2011 No Spirit, No London.:2011年12月22日(木) 大会初日
日本 0-2 中国
今回の大会に向け、考えてきたフルプレスのシステムについては、選手もスタッフもある程度の手ごたえを感じることができたようです。これまで積み重ねてきたことをしっかりと自信にして、また明日からの戦いに備えたいと思います。
ミーティングでは、今日の韓国の様子が話され、注意点等を確認し、自分達のやってきたことをきちんと出そうと確認しました。注意すべきは、韓国のPK職人と「勝負強さ」です。
でも、日本には「声の絆」があります。ミーティングで田中選手が「失点をしてしまったときに、『大丈夫。まだ行けるよ』と声をかけてもらった。今までも同じようにしてきたけど、カラ元気にも感じてしまうこともあった。でも、今日は『よし、行こう』という気持ちになれた」と、今日の試合から学んだことについて話をしてくれました。
ボールをつなぐための声だけではありません。選手達が仲間と一緒になって戦うための大切なつながりなのだと思います。その絆がしっかりとつながっている限り、選手達は戦って行けると思います。
選手達だけでなく、どうぞみんなでつないでください。明日も応援よろしくお願いいたします。
強化部スタッフ黒田