日本代表スタッフコラム「風をつかもう」第2便
2011/12/18 | <<一覧に戻る
スポパーク松森にて日本代表合宿中
12月18日土曜日。天気は快晴。でも風がやや強く、昨日より寒い気がします。午後の練習開始の頃は、設営した壁がとぶほどでした。
昨日はゆっくりと選手達は休めたようで晴れ晴れとした表情。おいしい朝食もしっかり摂り、充電完了といった様子です。
午前中は、スポ育とトークショーが行われ、加藤選手と落合選手が参加しました。寒さに負けず子ども達は元気いっぱい。子ども達からパワーを分けてもらったようです。
その他の選手はゆっくりとした時間、身体を休めたり、仙台を軽くジョギングしたりと、思い思いの時間を過ごしました。
12時過ぎに監督や山口選手たちが到着、また13時過ぎに三原選手たちが到着しました。選手団が全員集合。直前合宿の始まり、といったピッとした気持ちになりました。
練習前の選手ミーティングでは、気合をこめて、「ヤー、エイヤー、エイヤー」の代表の掛け声で気合一発!!選手達の声がフットサル場に響き渡りました。
練習は、昨日に引き続き、しっかりめのストレッチとランニング系で、身体をほぐし、心拍数をしっかりと上げ、身体に刺激を入れました。
その後は、パスや1対1、相手選手が持ったときのチェックとフォローの再確認をしました。一番良かったのは、シュート練習でした。
低い位置でもらってそれをドリブルシュートと、高い位置でもらってドリブルシュートの2種類を行いました。DFを置いていなかったものの、かなりの確立で枠を捉え、また上下・左右の隅を
ねらった絶妙なシュートが驚くほど、決まります。GKが決して力を抜いているわけではないのですが…。
とびぬけて良かったのは、山口選手と加藤選手。加藤選手は、気持ちがいいほどゴールネットの揺れる音が響き、また技ありシュートも。
それに思わず燃えてしまったのは、GK安部選手。休憩前最後の1本。佐藤選手から高い位置でももらった加藤選手が、安部選手に向かってシュート!!浮き気味にとんだボールをヘディングでクリア。安部選手は地面を叩くようにしたあと、上を見ながら叫ぶような力強い表情でした。「何が何でも止める」と安部選手の気合が勝った対決でした。
山口選手や加藤選手だけでなく、どの選手もドリブル・シュートともにいい形で仕上がってきている様子で、選手達自信も大会に向けて、いいイメージをもって取り組むことができているようです。
仙台医療福祉大学の学生さんからいただいた応援フラッグ
本日は壁の設営に、仙台医療福祉大学の学生さんが来てくださっていました。今回、応援フラッグ、ジャパンブルーと金(メダル)色の千羽鶴、同じ色のミサンガを作ってきてくれ、それの贈呈式が行われました。本当にありがとうございました。ミサンガはミーティングで配布し、選手達はそれぞれかばんなど、身近なところに
大切につけていました。夕食、ミーティングが行われ、今日の振り返りを簡単に行いました。その後は部屋でCWCを観るなど、ゆっくりと過ごしました。
明日は元気フィールドで練習を行います。
日本代表 強化部スタッフ 黒田